タオル美術館グループの
SDGsへの取り組み

タオル美術館グループは、『常に人々の心の豊かさと生活文化の向上に貢献する』 の経営理念のもと、タオルを通じて生活の豊かさと社会に貢献できる企業を目指しています。製造から販売までを一貫体制で行う当社では、従来より透明性の高い安全なモノづくりと環境整備を行ってまいりました。そして今後も、人々の生活に欠かすことのできないタオルを製造・販売する責任の下、SDGsへの取組みを強化し、更なる環境や社会への配慮を実施してまいります。

タオル美術館グループのSDGsへの取組み

現在の取り組み

1.「5ツ星クオリティ」製法の開発

吸水性と柔軟性が高く毛羽の少ない高機能なタオルの実現に加え、製造時の電力・排水等の大幅削減による環境保全に貢献する製造技術を開発。特殊な素材を除く定番商品への採用を強化しています。また、これらの取り組みにより、製造工程におけるCO₂の排出量6.4%の削減(当社比)を実現。「5ツ星クオリティ」は、機能面と環境に配慮した製法が評価され2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。今後も「5ツ星クオリティ」製法をさらに向上させ、CO₂排出量10%削減を目指してまいります。

GOOD DESIGN

2.クリーン技術を採用した
衛生対策に向けた製品開発

DR.C医薬が開発したクリーン技術「ハイドロ銀チタン®」を採用したタオル製品を先駆けて開発。ニオイや花粉、不衛生なタンパク質を繊維上で分解する機能を持たせることでクリーンな状態が長く続くため、衛生対策にも貢献します。この画期的な機能を、様々なライフスタイルで貢献できるよう、ハイドロ銀チタン®加工を施したウェアも展開。寝汗によるニオイ対策や、ベッド周りのハウスダスト対策、外干し時の花粉対策などが期待でき、この衛生的に保つ機能により洗濯回数の軽減も可能。また、2020年4月より、ハイドロ銀チタン®加工ガーゼマスクの製造・販売も開始。人にも環境にもやさしい製品開発に力を入れています。

3.残糸や規格外品の活用

全国で展開する直営店舗の一部ではアウトレットコーナーを設け、残糸を利用した商品や規格外商品などをお手頃な価格で販売。また、観光施設「タオル美術館」では、残糸のチーズ巻きをアートにするなど廃棄物の活用・軽減に努めています。

4.フェアトレード認証コットンを
用いた商品展開

フェアトレードは、途上国で生産された原料や製品を適性な価格で継続的に購入し、生産者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組みのため、SDGsが掲げる17つの目標のほぼすべてに関係しています。当社は、このフェアトレードの活動に賛同し、公正に取引されたフェアトレード認証コットンを用いたタオル製造をはじめました。当社オリジナルブランド「MiRAi」をはじめ、フェアトレード認証コットンを用いたタオルの製造を広げていくことで、人と環境を考えるモノづくりをしてまいります。

5.REBORN COTTON プロジェクトによる
タオル再生への取り組み

タオル美術館グループでは、2030年までのCO₂削減目標を2013年度比46%減と掲げた日本において、タオルをリサイクルすることでタオルの廃棄処分量を減らしCO₂削減に向けたタオル再生プロジェクトを立ち上げました。タオルの回収BOXを設置し、不要なタオルを回収した後、指定工場に送り、反毛・紡績などの工程を経て、バージンコットンとブレンドされた再生糸「REBORN COTTON」をタオルの緯糸として用いて新たにタオルを作る仕組みです。

未来に向けた取り組み

私たちタオル美術館グループは、環境保全への取り組みはもちろんのこと、安全で健康的な社会の実現と人々の幸せに貢献することを、個人個人が考え続ける企業を目指します。
  • ●これからも水の使用や廃棄物の管理、エネルギー使用、温室効果やガス排出への取り組みを継続してまいります
  • ●環境型ビジネスを構築します
  • ●引き続き技術開発・製品開発を推進し、健康的な生活環境づくりにも貢献してまいります
  • ●社会課題に対して価値創造ができる企業を目指します
  • ●従業員一同がSDGsを自分ごと化し取り組める体制を築きます

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